・ソーシャルレンディングのLENDEXってどんな特徴があるんだろう?
・どうやって口座開設すればいいんだろう?
当記事では上記のような悩みに答えるため、ソーシャルレンディングサービスのLENDEXについて紹介します。
LENDEXの特徴は以下のような点にあります。
・高利回り(6~13%)で短期案件が多い
・東急リバブルと業務提携し担保物件の評価
・サービス開始以来貸し倒れや返済遅延の実績はなし
LENDEXはソーシャルレンディングの中ではかなり高い利回りの見込める魅力的なサービスです。
しっかりと投資家のリスクを低減する取り組みを積極的にしています。
非常におすすめの事業者ですので、当記事を参考にして是非登録してみてください!
LENDEX(レンデックス)のサービスを紹介
簡単にソーシャルレンディングについて解説した後、LENDEXの基本情報やメリット、デメリットを紹介します。
ソーシャルレンディングとは?
「ソーシャルレンディングがどういうものか?」をおさらいです。
ソーシャルレンディングは、簡単に説明すると「お金を借りたい人(企業)」と「お金を貸したい人(企業)」を結びつけるサービス・プラットフォームです。
LENDEXのHPの写真がイメージをつかみやすいので、下記に記載します。
出典:LENDEX・HP
簡単に流れを説明すると以下の通りです。
- 個人投資家の資金をソーシャルレンディング事業者(上図の場合はLENDEX)が各事業者に貸し付けます。
- 「お金を借りた事業者」は借りたお金を使って、事業(不動産投資や太陽光発電など)を行い収益を上げます。
- 「お金を貸した投資家」は企業が挙げた収益から、配当金(分配金)として融資額から3~10%程度の利回りで配当を受け取ります。
- 「お金を集めて事業者に融資をする」という、流れの仲介をしているのがソーシャルレンディング事業者になります。
ソーシャルレンディング事業者は、利益を上げられる事業者にお金を貸さないと返済がされなかったり遅れる可能性があります。
つまり、ソーシャルレンディング事業者には融資額を返済できる力のある企業や案件を選定する能力が求められます。
大事なお金を預ける投資家の目線から見ると、どのソーシャルレンディング事業者を選択するかは、非常に重要な問題になります。
LENDEXの基本情報
LENDEXは、株式会社LENDEX(レンデックス)が運営するソーシャルレンディングサービスです。
基本情報を簡単に表にまとめました。
サービス開始 | 2017年7月 |
---|---|
上場 | 未上場 |
最低投資額 | 2万円 |
LTV(融資割合) | 80%以下 |
利回り | 6~13% |
運用期間 | 短期中心(6ヶ月以下) |
入金手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 無料 |
金融取引業区分 | 第二種 |
案件 | 不動産メイン |
現在、LENDEXのメインの案件は不動産投資を行っている事業者への融資です。
しかし最近では、「RIZINファンド」という格闘技イベントの運営資金を支援する新しい案件も現れましたので、今後の動きには注目したいですね。
LENDEXの担保・保証について
ソーシャルレンディングは融資(金貸し)ですので、基本的には担保や保証が設定されます。
担保とは
借りたお金を返済できない時、借り手がお金を何とかして返済するために用意する手段
保証とは
借りたお金を返済できない時、第三者が代わりに返済すること。借り手企業の代表者が保証人になるケースが多い。
LENDEXの案件を確認すればわかりますが、ほとんどの案件で担保や保証が設定されます。案件一覧にわかりやすく記載があります。
出典:LENDEX・HP
LENDEXは不動産投資に関わる事業者に投資している場合が多いので、この際の担保は事業者が実際に投資を行う不動産が設定されます。
つまり、事業に行き詰ってお金が返済できなくなったら、投資を行った不動産を売却して、その売却金から借りたお金を返済するということです。
そして、どんな場合でも確実に資金を返済できるよう、融資額は不動産の評価価格よりも低く設定されます。
この際の担保物件の評価がLENDEXでは工夫を凝らしており、以下のような方式で担保額を設定しています。
「LENDEX独自の査定額」と「第三者の調査価格」を比較して、低い方の価格の80%を上限として融資額を設定。
つまり担保物件の評価にあたって第三者の意見を取り入れています。
そして、この担保物件の価格を調査している第三者は東急リバブルです。
HPにも業務提携先として、東急リバブルの記載があります。
出典:LENDEX・HP
東急リバブルは、一部上場の東急不動産ホールディングスのグループ会社です。
大企業が投資家のリスクを低減させる部分に関わっているのは安心ですね!
LENDEX(レンデックス)のメリットとデメリット
以下でLENDEXに投資する上でのメリットとデメリットを紹介します。
LENDEX(レンデックス)に投資するメリット
LENDEXのメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 利回りが高く短期の案件が多い
- 貸し倒れや返済遅延の実績はなし
- 東急リバブルとの業務提携によるリスク低減
- 投資用口座の使い勝手がいい
それぞれ以下で見てみます。
1.利回りが高く短期の案件が多い
LENDEXの魅力は何と言っても利回りの高さです。平均で8%程度で10%を超える案件も数多くあります。
利回りが高いということはそれだけリスクの高さの裏返しにはなりますが、案件のほとんどが運用期間6ヶ月以下の短期案件です。
案件が短いと資金が手元を離れる期間が減るために、リスクは低くなりますし、資金の流動性も上がりますので、安心できますよね。
こういった利回りが高く期間が短い案件が多くなるのは、不動産売買に関わる案件が多いからです。
ほとんどの案件が、数ヶ月後の売却を見越した売買費用やリフォーム費用の補填のための融資の案件になり、不動産売買は大きな利益が見込めます。
また不動産売買には銀行があまり積極的に融資をしてくれないため、高金利でもLENDEXがお金を貸す需要があるのです。
2.貸し倒れや返済遅延の実績はなし
2018年、2019年には「maneo」というプラットフォームを介した取引で大量の遅延や貸し倒れが発生し大問題になりました。
しかし、LENDEXは2017年7月のサービス開始以来、一度も貸し倒れや返済遅延を起こしたことはありません。
利回りの高さや不動産投資と聞くと少し怖い印象があると思いますが、案件の精査に関しては、かなり力を入れているようです。
3.東急リバブルとの業務提携によるリスク低減
上記でも説明したように、担保物件の評価に関しては「東急リバブル」が業務提携しています。
投資家のリスクを軽減すべく、こういった試みをしている点は非常に安心ができます。
4.投資用口座の使い勝手がいい
LENDEXへ投資する際、一度LENDEX内の口座に資金を入金し、そこから各案件へ投資をします。
他のソーシャルレンディング事業者では、入金処理後にLENDEX内の口座に資金が反映するのに数時間はかかりますが、LENDEXは連携が異常に早く即時入金が反映されます。
また、口座からの出金手数料は無料になっていますので、これはとても助かります。
LENDEX(レンデックス)に投資するデメリット
LENDEX(レンデックス)を利用する上でのデメリットについても確認してみます。
具体的にはデメリットとして、以下のような点が挙げられます。
- 案件が少なくクリック合戦になりやすい
- 事業者の情報開示が進んでいない
- LENDEX社の業績が良くない
それぞれについて、詳しく見てみます。
1.案件が少なくクリック合戦になりやすい
レンデックスは案件数があまり多くありません。
しかし利回りが高く投資家には人気であるために、案件募集の際にはクリック合戦になりがちです。
案件募集前にはメールで案件詳細と時間の予告の案内が流れますので、投資を行うにはタイミングを狙ってパソコンの前で待っている必要がある場合があります。
2.事業者の情報開示が進んでいない
2018年、2019年にソーシャルレンディングで、多くの貸し倒れや返済遅延の案件があたことから、金融庁を中心に投資先の企業の詳しい情報を開示していく流れがあります。
しかしLENDEXは融資先が中小企業であるために、情報開示になかなか協力してくれず、情報開示が他社に比べて進んでいません。
とはいえLENDEXの場合、サービス開始から貸し倒れが起きた実績はありませんので、LENDEXの手腕を信頼して投資を行っても問題ないと考えられます。
3.LENDEX自体の業績が良くない
LENDEXではHP上で業績を公表していますが、2018年は赤字決算になっています。
これはサービス拡大に伴い人員増等の投資が嵩んだためです。
しかし融資実績自体は伸びていますし。ソーシャルレンディングは、まだ拡大期にあるビジネスですので仕方ない部分はありますので、今後に注目です。
LENDEX(レンデックス)の口座を作って取引を始めよう!
LENDEXは、高利回りが非常に魅力的なサービスで、投資家のリスク低減のために様々な取り組みをしている事業者です。実際に、返済遅延や貸し倒れも起こしていません。
特徴をもう一度まとめておきます。
・高利回り(6~13%)で短期案件が多い
・東急リバブルと業務提携し担保物件の評価
・サービス開始以来貸し倒れや返済遅延の実績はなし
ソーシャルレンディングの口座を開設するのには、お金はかかりませんので、是非口座を開設して投資を検討してみましょう!
レンデックスの口座開設に必要なものを以下にまとめておきます。
- お客様基本情報(住所、勤務先、銀行口座など)
- 本人確認書類
- 銀行口座確認書類(通帳やキャッシュカード)
とてもシンプルですね!それでは早速登録しましょう!
他のソーシャルレンディング事業者として、初心者の方はクラウドバンクが特にお勧めですので、こちらのページもどうぞ!