アーサー・ディー・リトル(ADL)の中途採用面接【体験記】

Arthue D little

戦略系コンサルティングファームのアーサー•ディー・リトル。

非常に入社難易度の高い会社の一社として知られています。

そんなADLでは、他のコンサルティングファームと同様に、積極的に中途採用を行っています。

しかし、コンサルティングファームの選考内容については、詳しい情報を得るのが難しいというのが実情です。

当記事ではコンサルタントを目指す方の助けに少しでもなれればと思い、実際にADLの中途採用選考を受けた筆者の実体験と選考対策を紹介します。

コンサルタントになりたい方、ADLを受ける方は是非参考にしてみてください!

ちなみに、他コンサルティングファームの面接体験記はこちらをどうぞ!!

アーサー•ディー•リトル(ADL)の中途採用選考について

カフェで話す人たちとパソコンとコーヒー

ADLの紹介とADLの中途選考の体験記です。

アーサー・ディー・リトル(ADL)について

アーサー・ディー・リトル(ADL)は、1886年にマサチューセッツ工科大学の科学者であるアーサー・デホン・リトルが創設した世界最古の戦略コンサルティングファームです。

コンサルティングファームと言えば、マッキンゼーやBCG、アクセンチュアなどが有名ですが、実はADLが経営コンサルティングファームの発祥なんです。

後にBCGを創設したブルースヘンダーソンも、ADLに所属していたことが知られています。

科学者が創設したというバックグラウンドもあり、製造業関係のクライアントや技術周りの案件が多いことで有名です。

その影響か、コンサルタント(特に新卒?)は理系出身がかなり多いという噂があります。

アーサー・ディー・リトル(ADL)の中途採用選考の体験記

スーツのボタンを結ぶ男性

ここからは、私の選考体験になります。

以下が私の場合のADLの中途採用の選考フローです。

書類選考

  ↓

一次面接

  ↓

選考終了(通常なら、あと2,3回程度面接)

ご覧の通り、1次面接でお祈りとなってしまいましたので、1次面接までの体験記となります。

以下で、各選考フローにおける詳細内容を見ていきます。

一次面接

ADLの場合、書類選考に通過するとWebテストはなく一次面接の案内がきます。

場所:汐留シティセンター(ADLオフィス)

面接官:マネージャー(総合ファーム出身)

内容:一般面接25分、ケース25分、逆質問10分

合否連絡:約1週間後にお祈り

面接の流れは以下の通りです。

 

一般面接(25分)

まずは一般的な1分程度の自己紹介と志望動機についての質問からスタート。

それから現職で達成したことに関するエピーソードの説明と深掘りの質問。

特別鋭い質問があるわけではないですが、現職の業務内容について色々な角度から質問を投げかけてきて、非常によく話を聞いてくれる印象でした。

私の場合は理系出身で製造業よりの仕事をしていたこともあり、専門性も含めて会社にフィットするかを確かめられていたように感じます。

 

ケース面接(25分)

一般面接を結構ガッツリやった後にケース面接に。

テーマは以下のようなものでした。

「現職の部署において売上を2倍にするには、どうしたらいいのか?」

15分程度でまとめて、プレゼンしなさい。

一般的な商品やサービスに関するケース面接の準備していたため正直まったく準備をしておらず、非常に戸惑いました。

正直何を話していいのかわからず、業界や部署の現状説明、そこから考えられる打ち手とその施策についてプレゼンをしました。

しかし、私が所属していた会社は安定しており、業界構造がかなり固まっていることもあり、売上は下がらないものの増える余地はほとんどない業界でした。

そのため打ち手については、「国内市場がシュリンクしているため、海外販売比率を上げる」という何とも面白味のない回答に。

また普段の業務の中で感じる現職の業界の行き詰り具合も転職のきっかけになっていたこともあり、「こんなんできるわけないやろ・・・」と心の中で思いながら話すことになってしまい、面接の中でも手応えは全く感じませんでした。

面接官からいくつか質問を受けますが、あまり納得された様子もなく、ありがとうございましたと終了。

 

逆質問(10分)

ケース面接が終わると、逆質問の時間をとってくれます。

一般面接と同様に非常に丁寧に話を聞いて質問に回答していただき、ADLの社員の方は非常に良い印象を受けました。

二次面接以降

前述の通り、私は1次面接で不合格となってしまいました。

エージェントの情報だと、この後も複数回の面接が続くようです。

1次がマネージャークラスでしたので、その後は、プリンシパル、パートナークラスとそれぞれ1,2回ずつ面接があるのでしょう。

どうやら、2次面接以降もケース面接は続くようです。

アーサー・ディー・リトル(ADL)の選考を通じての所感と選考対策

電球と記号

ここからは、選考を通して感じた所感と選考対策についてです。

ADLの選考で感じた所感

ADLは理系が非常に多い会社と聞いていましたが、実際に面接でお会いした方も頭がキレキレのコンサルタントというよりは、研究者に近い真面目な雰囲気の方でした。

他のコンサルティングファームとは少し違う雰囲気を感じます。

また案件は製造業に限らず色々な業界の案件があるものの、やはり製造業関連の案件は8割程度とかなり多いようでした。

専門的な知識を要する理系学部の出身者や、製造業の研究職の方が必然的に多いということも頷けます。

しかし、ADLで新卒の文系出身者でマネージャーにスピード昇進された方などもいる、という情報も聞いたことがありますので、当然文系の方にチャンスがないという訳ではないようです。

ADLの選考対策

今回の私の面接では、現職の仕事に対する売上増加提案というケースでした。

こちらの記事の方も同じようなケース面接で、撃沈されたようです。

jp1040.com

私は、「現職の売り上げを2倍に上げる方法がわかるならば、その施策をとっくにやっているだろ、、質問がイケていないな~」と面接後は、一人で文句を言っていました。

しかし後から考えると、面接官もそんなに詳しく業界のことを知っている訳でもないので、自分で自由に前提を設定して、有利に話を進めることもできたのではないかと反省しています。

また後から知りましたが、「現職の会社の売り上げを伸ばすにはどうするのか?」というこの質問は、コンサルティングファームのケース面接のお題として、よくあるケースのようです。

コンサルタント受験者の方は、必ず回答の準備をしておくべきです。

回答については自分で考えるだけでなく、転職エージェントに議論の相手になってもらって、フィードバックをもらい、内容のブラッシュアップをすると尚良いと思います。

コンサルティングファームの出身者のエージェントも多くいますので、こういった対策にはやはりコンサルティングファーム専門のエージェントを活用するのがいいでしょう。

コンサル面接では必ずケース問題が出題されます

面接で話す人たち

コンサルティングファームの選考ではケース面接が、必ずと言っていいほどあります。

そしてコンサル受験者にとっては、一番の難敵であると言っていいでしょう。

ケース面接を上達させるためには、まずは問に対する考え方や解答作成の型を身につける必要があります。

その解答の型を身に付ける上で鉄板ではありますが、「東大生が書いた~シリーズ」が最も適しており、おすすめです。

総合ファームのケースでは、こちらの本で十分な対策ができます。

戦略ファームを受験する場合は、議論対象の本当の価値や強みを深く分析して、打ち手を導く力を見せる必要があるため、ケースの練習を重ねたり、普段から目に見えるもので頭を働かせて、力を伸ばす努力がさらに必要になってきます。

コンサルティングファームに入ると人生変わります

手を広げる女性と風船

私は事業会社からコンサルティングファームに転職して働いていますが、コンサルティングファームでは、魅力的な人や仕事が多く、今後のキャリアパスを考えても、大きく人生が変わります。

コンサルティングファームの選考はレベルは高いとは言われていますが、近年は積極的に採用を行なっており、決して特別な人でないと受からないというレベルではなくなっています。

選考を受けるだけならばタダですので、選考に通過してから悩めば十分でしょう。

興味があるならば、すぐにエージェントに登録して、一歩を踏み出しましょう!

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